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■駅の種類

地上駅

地上駅とは、鉄道の駅の形態のひとつで、プラットホームが元の地面と同じ高さにある駅のことです。地面の高さとは一般に1階レベルのことを言いますが、若干上下している場合もあるため、広義では地上からプラットホームが目視でき、高架の建造物の上に存在していない駅のことを指します。そのため掘割の駅も地上駅に含まれることもあります。地平駅とも言います。
地上駅は軌道を地面の上に直接敷設するため、軌道のために大型の構造物を建設する必要のある高架駅や地下駅に比べて、工期や費用が小規模で済むため、最も多くの駅で用いられている形態です。特に土地費用が安く、用地の買収が容易である場合は地上駅が有利であることから沿線の人口密度の低い地域では地上駅が有利です。
逆に、人口の密集している都市部では土地の利用の制約が多く、地上駅は郊外に建設されるか、もしくは中心部は地下化または高架化して地上駅の建設を避ける傾向にあります。
地上駅の場合、駅舎の正面にあるプラットホームへの連絡が特に容易であり、優等列車などの発着に役立ちます。そうでなくとも、列車の乗車までの物理的距離が短いため利便性は高いです。しかし跨線橋や地下道を跨いで移動する必要のあるプラットホームでの利便性は他の駅構造と変化が無くなります。また橋上駅では元からこの利点は存在しません。


地上駅


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